デザイン、レイアウトの際の注意点




印刷での表現方法いろいろ

箔押しいろいろ

品質表示面レイアウトと表示内容





 

レイアウトの注意点



●ロゴやマーク、柄等の位置


レイアウトを考える際ですが、下げ札の端に切れてはいけない項目が寄り過ぎないように注意してください。又、フチドリなどは細くなりすぎないように余裕をもってデザインしてください。
端が切れる



ふちのバランスが崩れる



紙は温度や湿度により微妙に伸び縮みします。又紙であるがゆえにいくら緻密に加工してもコンマ数ミリずれることはどうしようもありません。ですのでレイアウトの段階で微妙にズレた場合でも大丈夫な位置や太さでレイアウトをするように注意してください。


●穴明け、角丸、折罫、ミシン罫を意識した位置を考えてください。
四角い下げ札のイメージではなくそれぞれの加工をした後のイメージでロゴやマーク等をレイアウトしてください。
穴の大きさは通常3mm端から4〜5mmの位置になります。
角丸の場合は角にデザインがくる場合、特に罫線や飾り罫、オーナメントなどある場合は注意してください。
折罫が入る場合はデザインを実際に折って確認してください。ミシン罫が入る場合は切れることを前提のレイアウトをしてください。


穴やオーナメントを考慮したデザイン



折罫を考慮したデザイン


ミシンで切れないように



●ぶら下げた時のイメージをしてレイアウトしてください。
商品に取り付けると必ず穴が上方向になります。レイアウトは下げ札をぶら下げたイメージで確認してください。

実際に作ってみる



デザインについての注意点


●ブランド名やロゴ、コピーやキャッチコピーなどに誤字脱字が無いか注意してください。
当たり前のことですが意外に起きやすいのが誤字脱字です。そのなかでも結構多いのが大きい文字(下げ札であればブランド名など)に間違いが発生することです。小さい文字はごちゃごちゃしていてに間違いが無いか気になってよく見るので間違いが発生しにくいのですが、堂々と大きな文字で表示されていると「まさか間違いがあるとは」と結局最後まで気づかないことがありますので注意してください。

ロゴやマークの提供データに汚れや欠けが無い様に注意してください。
専用のロゴやマークをご提供いただく場合はそのままの状態で使用します。ロゴやマークに汚れがついていたり欠けていたりしないように注意してください。デザインが完成した段階でご確認はしていただきますが、下げ札の大きさになると気づきにくい場合があります。

●複数の色を印刷する際にあまり緻密過ぎるレイアウトにならないように気をつけてください。
紙は温度や湿度により微妙に伸び縮みします。また紙加工品なのでコンマ数ミリのズレは必ず発生します。1色の印刷の場合は問題ありませんが、複数の色の印刷がコンマ数ミリズレた場合でも目立つようなデザインですと印刷することが出来ません。微妙なズレは発生しても問題が無いデザインになるよう注意してください。

塗り足しを考える
下げ札の端で切れるようなデザイン。具体的に言うとロゴやマークが途中で切れているようなデザインになる場合や全面に画像が入る場合などは下げ札の寸法より3mm大きいものを用意してください。ぎりぎりの寸法になると白部分が見えて汚くなる可能性があります。


●カラー写真などの画像データ
画面などに表示するのは通常RGB(レッド、グリーン、ブルー)の3色で表現します。印刷はそれと違いCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の4色で表現します。ご提供いただいた画像データがRGBの場合は印刷用のCMYKに変換しなければなりません。その変換の際に微妙にニュアンスが変化する場合があります。変化が大きい場合はお知らせしますので必要であれば校正刷りにて実際の印刷イメージをご確認ください。



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