印刷での表現例
箔押しいろいろ
品質表示面レイアウトと表示内容
デザイン、レイアウトの際の注意点
※判りやすくするため下げ札の大きさとレイアウトはほぼ固定しております。
1、文字やコピーなどをシンプルに表現
シンプルなレイアウトです。ブランド名、コピーなど文字のみでレイアウトします。文字種は様々なものがありますのでお問合せください。ブランドのイメージカラーなどご指定の色の印刷に向いています。フォントを変えるだけでかなり印象が変わります。カラーも増やせばデザインに厚みが出てきます。
ベタの活用 インクで塗りつぶしロゴやマーク部分を白く抜きます。ブランドや商品のイメージカラーをストレートに表現できます。ベタの場合あまり細かすぎる文字や部分的に網点を使用するのには向いていません。ベタ表面の場合は表面加工をした方が安全です。
白く抜いた場所に色を入れます。さらに存在感が増します。
2、特殊紙にシンプルに表現
イメージしにくいですが特殊紙への印刷を表現しています。紙自体に最初から色がついているものが多いので注意が必要です。インクは基本的に半透明なので下の紙の色に影響されます。色は忠実に再現できませんのでイメージカラーの印刷には不向きです。紙の選択によりさまざまな表現ができます。基本的に紙より濃い色での印刷になります。黒色の特殊紙に銀色で印刷。通常のインクでは印刷しても黒や濃い色の紙ではほとんど見えないので印刷しませんが金や銀のインクは印刷することが可能です。金や銀といっても箔押しのようにメッキしたような輝きは出ません。光に当てると反射が確認できる程度です。
3、網点の活用
薄く見えている部分は全面のインクを100%としてそれより%を下げて印刷することにより多色の表現をしています。厳密には点で表現し点の大きさや密度を調整することにより濃淡を変えます。ご説明しやすくする為に変なレイアウトになっていますがマゼンタ(M)とイエロー(Y)の2色で表現しています。2色でも混ぜ合わせることによって表現の幅が広がります。下の四角部分は左からマゼンタ(M)100%、(Y)100%、M100%+Y100%、M50%+Y100%、M100%+Y50%となっています。網点の%をコントロールすることにより色表現の幅が広がります。色を増やしたり特色同士の掛け合わせをするとまた違うものができあがります。
同じ要領でインクを4色使うとカラー印刷が可能になります。インクはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を使います。ただカラー印刷でイメージする色を印刷するのとその色を作って1色で印刷するのでは断然後者のほうが鮮やかな色表現ができます。
4、罫線、飾り罫、オーナメントの活用
飾り罫線やオーナメントを使ってレイアレイアウトすることにより高級感がでます。飾りもさまざまなものがあります。飾り罫線をレイアウト。エレガントなデザインになります。
それぞれを複合的に使うことによって効果がアップします。